特定非営利活動法人DNDi Japan (ディーエヌディーアイ ジャパン) 新事務局代表に井本大介が就任しました

[2017年7月4日 東京]

 

Drugs for Neglected Diseases initiative (本部: スイス・ジュネーブ、最高責任者: ベルナール・ぺクール Bernard Pécoul 医師、以下DNDi) ならびに特定非営利活動法人DNDi Japan (東京、理事長: 山田陽城) は、このたび平林史子の後任として、井本大介がDNDi Japan事務局代表に就任したことをお知らせいたします。

今日、途上国での感染症の新規治療薬の研究開発・供給は非営利の活動機関 PDPs (Product Development Partnerships: 国際医薬品開発パートナーシップ) により、リード化合物発見からフィールドにおける臨床試験までの一連の創薬研究を推進することで、多くの成果を得ています。DNDi (Drugs for Neglected Diseases initiative: 顧みられない病気の新薬開発イニシアティブ) は、PDPs活動の先鞭をつけて、2003年にWHO (世界保健機関) のあるスイス・ジュネーブを本拠地として設立されました。DNDi Japanは2003年のジュネーブ本部設立とほぼ同時に活動を開始し、2004年に東京に事務所を開設、2009年には特定非営利活動法人として東京都の認証を受けています。DNDiならびにDNDi Japanは、日本のアカデミアや製薬企業、グローバルヘルス技術振興基金 (GHIT Fund) 等のパートナーと共に顧みられない熱帯病 (NTDs) やその他の顧みられない病気に対する革新的な治療薬の開発を推進しており、途上国で感染に苦しむ患者さんを1人でも多く救うことを目指しています。

新DNDi Japan事務局代表 井本大介は、国際協力銀行 (JBIC) および国際協力機構 (JICA) 等の公的機関にて日本の途上国開発援助・国際協力に従事し、主に中東・アフリカ・東欧地域において、インフラ分野を中心に、円借款、プロジェクトファイナンス、技術協力といった多岐にわたる案件に携わりました。2008年から4年間はパリのJICAフランス事務所に駐在し国際機関・欧州ドナーとの関係強化に尽力、OECDにおける国際会議等にもJICA代表として参加しました。直近では製薬企業 (米国イーライリリー社) に勤務し、経営企画 (財務計画・分析部門) を皮切りに、渉外企画部門において政府渉外、アドボカシー活動に従事し、また製薬協における業界団体活動にも積極的に参加しました。日本の公的セクターとグローバルなビジネス双方の経験と、英仏語のコミュニケーション能力を活かし、DNDi Japan事務局代表として日本やグローバルにおける多様なステークホルダーとの関係構築・強化を図り、グローバルヘルスに貢献してまいります。

今後とも、DNDiならびにDNDi Japanの活動への皆さまのご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。

 

<特定非営利活動法人DNDi Japan新事務局代表 井本大介の略歴>

 井本大介 (いもと だいすけ)

 

 

2001年 東京大学法学部卒業
2001年 国際協力銀行 (JBIC) 入行
2005年 渡仏 パリ第4大学 (ソルボンヌ) フランス文明講座受講 仏語修得
2008年 組織統合により国際協力機構 (JICA) にて勤務開始
2008~2011年 パリ駐在、JICAフランス事務所にて勤務
2012年 フランスINSEADにてMBA取得
2013~2017年 日本イーライリリー株式会社勤務
2017年5月1日付 DNDi Japan 勤務開始

 

以上

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【Drugs for Neglected Diseases initiative, DNDi:顧みられない病気の新薬開発イニシアティブについて】
1990年代後半、発展途上国の現場で医療活動に従事していた国境なき医師団のチームは、顧みられない病気に苦しむ患者を治療できないことに苛立ちを募らせていました。患者の治療に使用する医薬品の効果がなかったり、強い副作用があったり、あるいは製造中止になって使用ができないなどの問題があったためです。そこで、国境なき医師団は、1999年に受賞したノーベル平和賞の賞金の一部を、患者のニーズを重視して、顧みられない病気に対する治療薬の研究開発 (R&D) に取り組むための革新的な組織の設立に充てることに決定し、スイス・ジュネーブに本部を置く非営利財団として2003年7月に正式に発足しました。DNDi はヨーロッパを中心とした多くの政府機関および私設財団から資金援助を受けて活動しています。2013年度からは日本政府も参画する公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金 (GHIT Fund) による資金援助も受けています。また、WHOの熱帯病医学特別研究訓練プログラム (WHO-TDR) が常任オブザーバーとして参加しています。www.dndi.org

【DNDi Japanについて】
DNDi Japanは、2003年に日本の活動を開始し、2009年に特定非営利活動法人として東京都の認証を受けました。顧みられない熱帯病 (NTDs) に苦しむ途上国の人々を援助するために日本の窓口として、DNDi本部のプロジェクトを支援し日本国内外の協力先と協働して、NTDsの治療薬開発、それに関連する能力開発、ならびに啓発活動など、発展途上国の人々の保健医療、福利厚生に貢献することを目的とした活動を行っています。www.dndijapan.org

お問合せ:広報担当 松本 眞理 (mmatsumoto@dndi.org / TEL 03-4550-1195)